言語は目で学ぶものではなく、耳で学ぶものです。語学が話せるようになる、というのは聴覚の問題であることを理解しましょう。

言語の学習能力は学問的に学んでも身につかず、純粋に聴覚のメカニズムの問題なのです。

各国語の話される音域周波数には違いがあり、耳は他の言語の周波数を受け入れない仕組みになっているのです。つまり、耳は他の言語に対しては、閉ざされていて、聞き取れない。聞き取れないと喋れない。そういう仕組みになっているのです。言語の学習にこの理解がないといけません。

普通、他の言語に対して閉ざされている耳を、どのように聞き、その言語を聞き取る鋭い耳を育てるにはどうしたらよいのでしょう。音のメッセージを正確に解読することができないと、談話に同化することはできないのです。ですから聞いた言葉を吸収し、コード解読し、再現する、その頭の働きを作ることが大切です。音のメッセージを完全な形で聞き取れるようにすることが語学学習で一番大切なことで、これが基本です。

このことが学校の英語学習で理解されていないので、10年学んでも聞き取れない、話せないという結果に終わっているのです。

正しく聞き取ることができれば再現は容易なのです。他の言語が話せると言うことは、その言語を話す人達の聴覚の世界を体験し、その人達の言葉や音声、文法、心理に短時間に入り込めるようになると言うことです。

語学の学習とは新しい耳を作って外国語を学ぶことであると理解しなくてはなりません。これは耳の問題ですから、目で学ぶテキストでは不可能です。英語に対して耳が働かないからです。語学の習得は知能(左脳)とは関係ないのです。活字で学ぶべきではなく、音のシャワーが必要なのです。

「パーフェクトイングリッシュ」取り扱い説明書より

株式会社エムロック 代表取締役 中道唱力オーナー兼会長 戸矢崎由里子